佐久市(浅科地区)の生産部会の圃場巡回に同行させていただきました。
圃場の視察
参加者は、生産者のほか、JA、県の支援センター、農薬・肥料・農機具メーカーと総勢30名以上で15か所の試験圃場を巡回しました。
圃場ごとの特性に沿った栽培試験を何年も行っていて、それぞれの分野の担当者の説明を聞きながら視察・意見交換を行いました。
使用成分など説明の中にも普段聞きなれない単語が多く、恥ずかしながら半分程度の理解だったと思います。それでも生育ステージにおいてそれぞれの分野で重要な役割があることが改めてわかりました。
▲ドローンで直播した圃場 ▲長野県オリジナル品種「風さやか」の圃場
米作りの課題とこれから
今回は若手の生産者さん中心ですが、年々引き受ける圃場も増え、作業の効率化、省力化も喫緊の課題になっています。ICTを活用したスマート農業にも取り組んでいますが、まだまだ現実的な活用には至っていません。
米に限らず私たちが当たりまえに食べている農産物ですが、安心と安全はもとより、量と品質を確保するためにはこういった現場を理解して一緒に取り組んでいく必要性を強く感じた一日でした。