長野米がおいしい理由とは

長野米コラム 精米

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おいしいお米が育つ条件とはなんでしょう。
安曇野のお米作りの名人に、そんな質問をしました。

「『苗半作(なえはんさく)』といってね、お米作りの半分は苗で決まるんです。根張りが良ければ、栄養をたっぷり吸っておいしいお米になるよ」

そう教えてくれました。そして名人は言葉を続けました。

「おいしいお米が作れるのは、自然の恵みがあってこそ。だから生かしてもらっている感謝を忘れちゃいかんです」

謙虚な言葉に心を打たれた記憶があります。

長野米の特徴は、10アールあたりの収量が多く、1等米の割合が高いこと。山間地や傾斜地に水田をつくり、限られた面積からできるだけ多く、そしてできるだけ品質の良いお米を収穫する努力を、長野のお米農家は重ねてきたのです。

では改めて、長野米がおいしい理由とはなんでしょう。昼夜の寒暖差が大きい、水が豊かできれい、空気もきれい、土が良い。

そんな恵まれた自然環境や気候条件に加えて、「お米農家がすごい」ということも、最後に特筆しておきます。(編集部・T)