四国の米どころ 愛媛県オリジナル新品種「ひめの凜」

精米

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当社では長野県より西のお米を扱う機会は多くなく、新米の早場米の宮崎県産コシヒカリくらいで、これまでなかなか西日本のお米を試す機会はありませんでしたが、四国の米どころ愛媛県産の新品種「ひめの凜」を手に入れることができましたので、長野県産コシヒカリと比較をしながらご紹介したいと思います。

目次

愛媛のオリジナル品種「ひめの凜」の特徴

四国のお米といえば、やはり早場米の高知県産こしひかりのイメージが強かったのですが、調べてみると実は四国の中で主食用米の作付面積がもっとも多いのは愛媛県で12,700ha、続いて高知県10,100ha、徳島県9,790ha、香川県9,770haという結果でした。
長野県が29,000haですから、愛媛県の12,700haは長野県の4割強と意外と多い印象を受けました。

「ひめの凜」は、16年の歳月をかけて誕生した愛媛県のオリジナル品種ということで、夏の暑さに強く、大粒でしっかりとした噛みごたえながら、華やかな香りと味わいを備えたお米の凜とした魅力から「ひめの凜」と名付けられたようです。

「ひめの凜」の特徴
  • 大粒で透き通るような美しさ
  • 華やかな香り、しっかりとした嚙みごたえ
  • 口の中にすっと広がる上品な甘み
  • 炊きあがりツヤツヤ、冷めてもおいしい

「コシヒカリ」と「ひめの凜」品種の違い

マイクロスコープで見る外観

ひめの凜の第一印象は大粒できれいということです。
形状を比較対照した場合、長野コシヒカリは粒の張りがあって短め、ひめの凜はコシヒカリに比べると少し細身で長めです。
見た目の大きなちがいは、長野コシヒカリは若干高温障害が出ており、粒に白い部分があるのに対して、ひめの凜はほとんど見受けられず透き通ってきれいな状態です。ひめの凜の特徴でもある高温耐性もあるように感じます。

ひめの凛-1左から長野コシヒカリ、ひめの凜

長野コシヒカリ
  • 粒の張りがあって短め
  • 若干高温障害が出ていて粒に白い部分がある
ひめの凜
  • 大粒できれい
  • コシヒカリに比べて少し細身で長め
  • 高温障害の影響はほどんど見受けられず透き通っている

炊き上がり

ひめの凜

ひめの凜の炊きあがりは白くツヤがあり、香りもよいです。ほぐす際には、粒の大きさとしっかり感が伝わってきました。

ひめの凛-3

ひめの凛-4ひめの凜の洗米から炊き上がり

長野コシヒカリ

コシヒカリは、ほぐす際によりねばりを感じました。

ひめの凛-5長野コシヒカリの炊き上がり

試食結果

ひめの凜はしっかりとした粒感で食べ応えのある印象でした。ごはんの香りもしっかり感じることができ、楽しんで味わうことができます。
長野コシヒカリはお馴染みの粘りと香りで、明らかに品種のちがいを感じました。

長野コシヒカリ
  • 炊き上がりは白くツヤがある
  • ごはんの香りをしっかりと感じることができる
  • 粘りと甘みがある
 ひめの凜
  • 炊き上がりは白くツヤがある
  • ごはんの香りをしっかりと感じることができる
  • 大粒感がしっかりあり食べごたえがある

愛媛県のこだわりがつまった新品種

2019年デビューの新しい品種なので、まだまだ作付けは少ないようですが収量もとれる品種で、さらに食味分析を経てランク付け管理まで行っているということで県・農協・生産者が一丸となって取り組んでいるお米ということがわかります。
近年問題となっている高温に対する耐性もあるようですので、その他の特徴とも相まって今後期待できるのではないでしょうか。

愛媛のブランド米「ひめの凜」について

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