みなさんは、普段どのようなボールペンを使用されていますか?今回は、「廃棄するお米を再利用したボールペン」をご紹介いたします。
「ライスレジン」
ボールペン本体の軸部分には、環境にやさしい「ライスレジン」が使用されています。「ライスレジン」は規格外、破砕米、くず米、米粉など非食用の資源米を原料としている植物由来のプラスチックです。
「お米のボールペン」の特長
本体は、クリーム色っぽくナチュラルな色味でお米を感じる風合いです。さらに、すべてのプラスチック部分に植物由来原料を10%配合しています。
バイオマスマーク認定取得商品
バイオマスマークは、一般社団法人日本有機資源協会によって認定される生物 由来の資源(バイオマス)を活用し、品質及び安全性が関連する法規、基準、規 格等に適合している環境商品のマークです。
ライスレジンでCO2排出量削減
「お米のボールペン」には、1.04g/本のライスレジンが使われており、1本あたり約3.265gのCO2排出量削減が見込めます。これは、500mlのペットボトル約3本分のCO2に相当します。
SDGsへの貢献
「お米のボールペン」は石油由来のプラスチック使用量やCO2排出量の削減に貢献しています。
「お米のボールペン」に関連が強いSDGs
|
- すべての人のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を推進する
|
|
- 強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る
|
|
- 都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする
|
|
|
|
- 気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る
|
|
- 海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する
|
|
- 陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る
|
|
- 持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する
|
身近なモノからはじめられるSDGs
昨今、「ライスレジン」を使用した商品が多く開発されています。こうしたエコフレンドリーな商品を選ぶことも、世界共通で取り組むSDGsへの貢献に繋がります。
その他のSGDs関連情報
ベイクックでは、環境にやさしいお米「特別栽培米」や「kome-kami」を使用した名刺など、持続可能な社会の実現を目指すSDGsに積極的に取り組んでいます。
環境にやさしいお米「特別栽培米」について
新しい紙素材「kome-kami」の名刺