「すがすがしい清らかな空気の元で育てられたこと」をイメージして命名された、長野県オリジナル品種「風さやか」をご紹介いたします。
「風さやか」の特長
「風さやか」は、長野県農業試験場が13年の歳月をかけて開発し、平成25年3月に品種登録されました。「北陸178号」（多収）を母親、ゆめしなの（良食味）を父親に持ちます。
晩生（おくて）品種のため、新米の出回りは10月下旬です。
- ほど良い柔らかさ
- どんな料理にも合う
- 再加熱後の再現性が高い
ほど良い柔らかさ
ほど良い粘りで、もっちりとした柔らかさが特徴です。この粘りと柔らかさは、炊飯食味試験からも冷めても低下が小さいという結果が得られています。
▲「風さやか」の硬さと粘りの炊飯試験結果
画像出典：「風さやか」の魅力／長野県
どんな料理にも合う
しっかりとした旨味と甘味があり、粘り・味・香り等、食味のバランスが良いです。あっさりとした「風さやか」は料理を選ばないといった表現が当てはまる万能選手だといえます。県内では有名なソースカツ丼のお店や、焼き肉店などで利用されています。
また、酢合わせをしたときの食味・食感も良いため、総菜系にもおすすめです。
再加熱後の再現性が高い
再加熱後の再現性が高く、外食、事業所給食のお客様にも多く利用されています。
長野県の取り組み
高品質の「風さやか」を栽培するために、統一された栽培マニュアルや、気温や日照時間など県内の地域の特性に合わせた栽培方法で育てられています。
長野県統一デザイン米袋
下記3項目の厳しい基準をクリアした高品質の「風さやか」は、 長野県に帰属するロゴマークを使用した統一デザイン米袋で販売されています。
統一デザイン米袋の使用に関する基準
（令和5年7月4日一部改正）
- 玄米に関する基準
長野県が定める「地域別栽培基準」に沿って栽培されていること - 精米に関する基準
水分 16％以下 白度 39％以下 粉状質粒 10％以下 正常粒 90％以上 砕粒 7％以下 その他 異物、異種穀粒が混入していないこと
- 精米等機械設備
以下の機械を備えている施設で精米されたお米
①石抜機
②精米機
③砕粒選別機
④色彩選別機
風さやか推進協議会
長野県でもオリジナル品種ということで、「風さやか推進協議会」を立ち上げ、ブランド育成を行い、消費活動に積極的に取り組んでいます。当社も活動当初から取り組みに参加しています。
「風さやか」食味コンテスト
2022年11月23日(水)に第2回食味コンテストが開催されました。
長野米がおいしい理由
長野米は海から離れた内陸性の気候と、雪どけ水を源流とする清冽な水、そしてお米農家の技術力の高さによって育まれています。
昼夜の寒暖差が大きい
内陸部では1日のうちでもっとも高い気温と低い気温の差が沿岸部に比べて大きく、これが盆地では顕著です。夜の気温が低ければ、稲はしっかり休んで無駄なエネルギーを消費することなく、デンプンのたっぷりつまったおいしい長野米を実らせます。
日照時間が長く、気候は冷涼
長野県の1年の平均日照時間は約1,940時間、全国平均の約1,897時間を上回ります。特に春から秋の日照時間は長く、稲の生育を助けます。一方で、冷涼で雨の少ない気候のおかげで病気や害虫が発生しにくく、農薬の使用量をおさえた長野米を育てることができます。
きれいな水とそれを得る努力
雨の少ない長野県では古来、各地で農業用水路など灌漑施設が整備されてきました。雪どけ水を源流とする水は豊富ですが稲作には冷たすぎるので、溜池を作ったり取水法を工夫して、稲作に適した水を安定的に得るため、先人が工夫を凝らしてきました。長野米は先人の工夫の集積でもあります。
農家の高い技術力
地形も気候も決してお米作りに向いた自然条件がそろっているわけではないなか、農家のみなさんは知恵と工夫を重ねて長野米を作ってきました。そうして培われた高い技術力により、玄米検査時の品質を示す１等米の割合は90％以上、さらに10アールあたりの収量は600kg台と、いずれも長年にわたり全国トップレベルを維持し続けています。
こんな方におすすめ
- 長野県オリジナル品種である希少性
- コシヒカリよりもコストパフォーマンスが高い
などといったメリットもありますので、コストを抑えつつお米の魅力も打ち出したいお客様に是非お試しいただければと思います。
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ベイクックコーポレーションでは大型スーパー様から給食事業者様、病院様、福祉施設様、個人飲食店様までご要望に最適な品質、コスト、ボリュームのお米をご提供いたします。お気軽にご相談ください。
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ベイクックコーポレーションでは通販サイト『田舎の恵み.jp』をご用意しております。長野県産米を中心に精米、玄米等を扱っております。ぜひご活用ください。
