毎年恒例!秋の工場見学風景
現在、お米を取り巻く環境が慌ただしい中ですが、毎年変わらずに続けているイベントが地域の小学生の皆さんにお越しいただく社会科見学です。
長野県内では、小学5年生で稲作体験を行う小学校が多く、ちょうど収穫が終わるこの時期の社会科見学に合わせて、自分たちが稲刈り体験したお米がその後どうなっていくのかを学ぶための見学コースの一つとして当社を選んでいただく流れとなっています。
すでにこの取り組みを始めて20年以上になります。小学5年生は10歳くらいの年齢ですから、最初の頃に社会科見学に来てくれていた小学生たちのお子さんがまた当社の工場見学に来てくれることもあります。
普段何気なく食べているごはんをもっと好きになってもらえる機会なので、なるべく記憶に残るような工夫をしながら続けています。
今年は全部で16校(約900名)と若干少なめですが、9月5日の1校目から11月27日の最終校まで、社員も協力しながら小学生の皆さんに工場の案内を行います。
当社の精米工場の工程は下記よりご覧いただけます。
精米工場|工場見学
ベイクックの精米工場見学
今回は、長野市内の小学校の皆さんの見学風景です。
10月2日の朝9時に大型バス2台で到着。本社2Fの会議室に入ります。
お米についての説明や精米体験、実際の工場内の案内を含めて工場見学の所要時間は1時間ちょっとです。少しでも興味を持ってもらえるように進めていきます。
玄米から白米になるまでの過程を映像を見ながら学ぶ
最初の20分くらいは玄米から白米になるまでのお米の説明です。工場の製造工程の映像を見ながら、機械の働きや実際に排出された夾雑物、副産物の米ぬかなども手に取ってみてもらいます。
簡易精米機を使って精米体験
続いて、2グループに分かれて、精米体験と工場内の見学を行います。
精米体験は、用意した玄米を簡易精米機で精米し、玄米の表面が削られていく様子や白米になった状態、発生する米ぬかなどを実際に確認してもらいます。
工場内を歩いて見学
工場内を見学するグループは、安全のためにヘルメットを着用します。玄米精選室、精米室はクリーンエリアのため、窓越しに見学します。
出荷場はロボットパレタイザーなどの機械が動いているので、興味深く見学できます。周りには製造した、いろんな種類のお米が積み上げられています。
工場内は安全に配慮しながら見学を行うため、なかなか思い通りの見学をさせてあげられなかったりする部分もありますが、我々社員スタッフも案内を通じて小学生の皆さんに分かりやすく説明する力や、小学生からの意表をついた質問に答える力など、個々のコミュニケーション力向上にも役立っていると感じています。
お米の話や精米工場の説明を皆さんにする機会は、そう多くはありませんので、こういった機会を大事にしながらこれからも「ごはんのファン」を増やしていきたいと思います。
工場見学をご希望の方は下記よりお問い合わせください。