米屋が炊くおいしいごはん~炊飯工場の加工ライン紹介~

長野米コラム 炊飯・加工品

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ようやく梅雨入りとなり、まとまった雨が期待できるようになりました。例年より2週間も遅く、昨年に続き水不足が心配ではありますが、なんとかいいお米が育ってくれることを願ってやみません。

さて、前回に引き続き炊飯工場についてご紹介いたします。今回は、前回ご紹介したごはんを使用した「加工ライン」をご紹介していきます。

前回コラム記事:米屋が炊くおいしいごはん~炊飯工場の炊飯ライン紹介~

炊飯部外観

シャリ玉マシン

一般消費者の皆さんはあまり目にする機会が少ないのがこのシャリ玉です。納品先は量販店様のバックヤードが中心です。
成型からシートに並べるまですべて自動で1時間に1万個以上、1シート55個入りの状態で出てきます。当然、中には成型が完全ではないものもあるので、最後は人の目で確認しながら出荷しています。
この上に寿司ネタをのせれば握り寿司の出来上がりです。

加工ライン_シャリ玉

いなり寿司マシン

続いていなり寿司マシンです。大人から子どもまでみんな大好きないなり寿司は、安定した人気商品です。単品はもちろんのこと、巻物とセットにした助六寿司などでも使われます。
この機械では1時間当たり3,000個以上のいなり寿司を作ることができます。

いなり寿司マシンの工程
  1. 人がいなりの皮をレーンに乗せる
  2. 機械がいなりの皮を開いてごはん(酢飯)を詰める
  3. 出てきたいなり寿司を人が取ってコンテナに並べる
    シャリ玉マシン同様、最後はいなりの皮の破れなどを人の目で確認しながら行います

加工ライン_いなり-2

のり巻きマシン

五色巻やサラダ巻など巻物に対応するのり巻きマシンです。ここで使用するのは、ロール状の海苔です。細巻・中巻・太巻など巻物の太さによって異なる幅のロール海苔を使用します。

のり巻きマシンの工程
  1. 送り出された海苔の上に自動でごはん(酢飯)がひかれる
  2. その上に人がきゅうりやかんぴょうなど具材を乗せる
  3. 機械が巻いていく

具材の形状や質はさまざまなため、各具材に1人ずつ担当者が付きます。太巻のように使用する具材が多いものは、具材の数だけ人が並び順番に乗せていきます。
ここでは作業の慣れによって生産能力が左右されます。もちろん生産ラインの皆さんは手早くバラツキなく作業を行っています。

加工ライン_のり巻き

おにぎりマシン

これまでおにぎりの紹介の際に何度か登場しているおにぎりマシンです。
当社のおにぎりは地元長野県産のコシヒカリを使用しており、ごはんのおいしさはもちろんのこと、定番の具材に加えて地元の漬物メーカーさんの製造する具材などともコラボしながら特徴のある商品も出しています。また、イベントなどのオリジナルラベル商品などにも対応しています。

加工ライン_おにぎり

お気軽にお問い合わせください

今回は炊飯工場の加工ラインをご紹介しました。アイテムごとにさまざまな機械で製造されていますが、商品の性質上、人の手が加わる部分もまだまだ多く、逆にそれが商品の魅力につながっているところもあると思います。これからも特徴ある商品づくりに取り組んでいきます。

長野県内の地域の大型イベントや、町内会の催し物まで幅広い規模のローカルイベントに対応しています。白飯や酢飯のほか、おにぎりや巻き寿司などご案内できるアイテムも様々なものを用意しています。ご予算に合わせて内容をアレンジできます。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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